危機・限界体験特別実験

スライドショーは日付をクリック, ムービーもあります。(写真をクリック) 

「分解/組み立て実習」

「コンデンサの破壊」

対象:ターボポンプ、ロータリーポンプ、除湿器、機械仕掛けの時計、ビデオデッキ、スキャナー、1眼レフカメラ、2眼レフカメラ 09/04/22 , 09/05/13

[説明]機器をねじ一本までばらばらにして、それを再度くみ上げます。上の写真はターボ分子ポンプの分解後の組み立てをしている様子。

対象:電解コンデンサなど  09/05/13

[ 説明]電界コンデンサなどに規定外の電界条件を付加した時にどのようになるかを実際にモニターをしながら観測します。10Vの電界コンデンサに10VACの電圧をかけると......。

「tube 破壊」

「液体酸素発火」

対象:2000気圧でのステンレスチューブの破壊観測 09/05/27〜06/24

[説明]ステンレスのチューブに2000気圧までの圧力をかけたとき、どのように破壊が起きるかを投影した縞パターンにひずみにより検知し、どこが破断し易いかを体験してもらいます。

対象:冷媒の取り扱いに潜む危険 09/06/17〜07/13

[説明]液体窒素のステーションのトランスファーチューブの横を伝わる透明な液体は?それに火をつけたらどうなるか?体験してみましょう。液体窒素の場所で火気厳禁なことがよくわかります。

「感電実験」

「計測技術:LabView講座」

対象:感電を体験し、人体の電流への感受度を考える 09/07/13〜11/04

[説明]実際に自分の体に電流を流して、自分の体の抵抗、電圧-電流測定をするとともに、どうなると、人間は感電するのかを体験します。皮膚の接触抵抗、ACとDCとの差、直線性、パルス印加に対する感じ方、浮遊な電位ポテンシャル、アースの取り方、などを体験から学びます。

 

対象:計測モニタ技術を学ぶ 09/7/22〜10/21

[説明]LabView を使って、計測システムを簡単に組めるように実習します。それを用いて半導体の動特性評価などを行います。この講座は、2週間で1つになり、基礎編、応用編になっています。

「ロウ付け」

「静電気」

対象:金属の立方体の箱を作って圧力試験 09/11/11〜11/25

[説明]真鍮の1〜2mmの板を6枚組み合わせ、それをロウ付けにより接合し、密封空間を作ります。このとき、内圧が温度により上がってしまうため、線と面の接合となるために、きちんとあわせる面を確保しないと、リークが起こります。その後、6.5mmの穴をあけ、1/4インチの銅チューブをロウ付けします。後はコネクタをつけ、水圧ポンプでどこまで漏れが無いか、どこが破壊するかを調べ、増強するための工夫を施して最高気圧をどこまでいけたかを記録します。目安は50気圧で、そこまでできれば、合格としています。

対象:静電気の障害、除去を学ぶ 09/11/11〜12/02

[説明]電子機器の障害の1つである静電気問題を考えるために、実際にどの程度の行為で静電ポテンシャルが上昇するのか、どのように対処すれば、安全に除電できるのかを体験します。

「破壊のダイナミックス」

「マイクロ波中の温度測定」

対象:高速度カメラでみる破壊現象 09/12/09〜12/16

[説明]露出時間μs、秒速数千コマまで高速撮影可能な高速ビデオカメラにより、破壊現象がどのような過程を経て起きているのか、その時支配している法則はどのようにすれば観測にかかるのか?を実際に調べて行きます。上の写真は、真ん中がガスの発火現象、右が大気絶縁破壊での放電路形成、下左から、放電電極チップのエロージョンのダイナミックス、膜内に残る初期擾乱と膜の破壊、ガスノズルからの疎密波と疑似衝撃波形成、衝撃による火花発生などです。

対象:金属の使えない環境下での温度測定 09/12/16〜12/16

[説明]電子レンジなどの強力なマイクロ波などの電磁波下では、普通の金属ベースの計測器は使えません。ここでは、ファイバー型のセンサーを用い、対象物より波長が長い電磁波による加熱が起きた場合、どのような温度分布が内部にでき、内圧上昇によりどのような危険が生じるのかを計測します。

「400W レーザー実験」

「短絡実験」

対象:光ファイバーが燃える 10/1/27

[説明]単一モードファイバー内に数100Wのレーザーを入れるには?もし、ダメージが起きた場合、ファイバーはどうなるか?400W出力のCWレーザーによりファイバーヒューズも体験します。
また、特殊ゴーグルによるレーザー直視事故模擬体験も行います。

対象:ショートするとどうなる? テーブルタップを水に浸ける 10/2/17 (上の写真をクリックするとムービーが見られます。) 他の動画はこちら

[説明]短絡した時にヒューズは有効なのか?ノンヒューズブレーカーとヒューズはどっちが先に動作?ヒューズのクラスによる差は?短絡電流はどの程度流れるか?テーブルタップを水没させたらどうなってしまうか?などを実際に突入電流などをモニターしながら体験します。

additional programs  
+ ノイズ低減技術
+赤外線で見るプレ故障
+ミラーの汚れ、ミラーの光学破壊